rakitarouのきままな日常

人間の虐待で隻眼になったrakitarouの名を借りて人間界のもやもやを語ります

政治

ハリス氏の反イスラエルは本物か?(担ぐ神輿は華やかで軽い方が良い)

バイデン氏が大統領候補から撤退して、地滑り的にハリス氏が指名され、メディアでは「ハリス挙げ」の大合唱が繰り広げられています。というのもこの4年間ハリス氏が表舞台に出る事は殆どなく、外交ではブリンケン、国内ではFRB議長などが政策を決め、記者対…

一番耄碌していたのはバイデン妻だった件

2024年6月27日のCNNで放送された1回目トランプ対バイデン討論会は、バイデン側の惨敗で終わったことは日本のメディアでも放送されました。それは2020年の前回大統領選挙の時から隠ぺいされてきた皆が知っている公然の秘密が「こんなに出して良いの?」という…

狂った政府と正気の国民

グローバリズムが支配する権力つまり西側同盟政府とNATO、日本を含む西側主流メディアは狂い続けています。一方で欧米の一般市民達は、まともなオルタナメディアを視聴し、最近の選挙においては自国や市民社会の破壊を否定、戦争の拡大を防ごうとする「主流…

キューバ危機再び?

米国がロシア領土内への攻撃をウクライナに許可した事に応じて、ロシアはキューバに長距離ミサイル配備を促すという行動に出ています。ロシア領内に直接届く距離であるウクライナ国内に長距離ミサイルを欧米が配備することは、キューバにミサイル配備するこ…

終局面を迎えるウクライナ情勢

ロシア軍は5月10日からウクライナ東部のハルキウ州から進軍を開始し、ウクライナ第二の都市ハルキウに迫りつつある情勢です。ロシア軍は東部戦線で弱体化したウクライナ軍を制圧しながらドネツク・ルガンスク共和国の境界に向け進軍中で、ウクライナ軍はドニ…

「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」(案)に対する意見募集(パブリック・コメント)

2024年4月24日付で、内閣官房(内閣官房内閣感染症危機管理統括庁)は2020年初頭からの新型コロナ感染症対策についての混乱を体系化して整理した内容の「新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)」についてのパブコメを募集しています。対策主体が国民の…

ゴルゴ13案件になったネタニヤフ暗殺

さいとうたかお氏の長編コミック「ゴルゴ13」は精巧な長距離射撃のみでなく、不可能と思われる条件で暗殺を遂行することでも評価を受けています。政治的な理由から、例えば「時間を指定して事故にみせかける」とか、「自然死に見せかける」といった暗殺を高…

トランピズム・国家資本主義・多極化

次期米国大統領の共和党候補はトランプ氏に決定し、次期大統領自体もほぼトランプ氏に決まった情勢ですが、「トランプ主義」を嫌うメディアはトランピズムに対するリスクを具体的に説明せず(できず)「独裁主義」「同盟軽視」「陰謀論」などという曖昧な恐…

スウェーデンのNATO加盟に思う

2024年2月27日スウェーデンは1843年以来の中立政策を棄ててNATOに加盟しました。フィンランドは昨年31か国目のNATO加盟国になったのでスウェーデンが32か国目になります。元々ロシアに挟まれた北欧国家であったスウェーデンはイギリスとロシアとのバランス外…

勝共連合(統一教会)はなぜ利用され、潰されたか

I. 勝共連合(統一教会)はなぜ利用されたか 勝共連合(International Federation for Victory over Communism)はWikipediaによると世界基督教統一神霊協会を母体とする反共主義の政治団体で、1968年KCIAによって文鮮明を教祖として韓国で設立された、とあ…

COINと非対称戦

20世紀における二つの大戦は双方が国力の全てをかけて戦う総力戦であり、連合国、枢軸国ともに当初は甲乙つけ難い対称的な力を持つ戦争でした。一方で21世紀に入ってから、特に2001年911以降の「テロとの戦い」は一方が圧倒的な力を持ち、もう一方は小国であ…

元社会党市議 一柳 洋 氏の死を悼み、氏が最後に主催した講演会のお知らせ

I. 一柳 洋氏とのつながり 2023年12月20日、元横須賀市議の一柳 洋氏が亡くなられました。私は氏が主催する「温暖化とコロナに流されない市民の会」に2年ほど前に誘われて、副代表として講演会や勉強会のお手伝いをしてきました。残念な事に氏は1年前から咽…

国際秩序に道徳は不要、大国の合意あるのみ(キッシンジャー)

2023年11月29日、米国の歴代大統領に仕え、米帝国の外交を牽引してきたヘンリー・キッシンジャー氏が100歳で亡くなった。冷戦期の米国政治を政権の影で牽引し、引退後も世界の動きに影響を及ぼしてきたと言われます。副島隆彦氏の分析では、トランプの大統領…

現世利益を追求する宗教原理主義

I. 現世利益を追求する宗教原理主義 旧約聖書を根拠に正当化された大虐殺がこの21世紀の現在パレスチナで行われていますが、人権やコンプライアンスを執拗に追及するメディアが大人しいままである事に違和感を抱く人も多いと思います。どのような宗派であっ…

今更ながらDSとは何か

世界が表に出ている政治家らに依って動かされているのではなく、「富と経済を支配する一部の富裕層のネットワークにより動かされている」とする考えは「陰謀論」として話されてはいけない事、「トンデモ系」のレッテルを貼られたくなければ触れない方が良い…

戦争に勝つということ

日本では「戦争」というとボロボロに負けて原爆まで落とされた「太平洋戦争」の事しか論じられません。 終戦の日や原爆忌に戦争について語るのは大事ですが、非常に「皮相な内容」で本気で今後起こるかもしれない戦争を避ける方策を真剣に議論している様には…

ウクライナの万歳突撃称賛は犯罪

広島G7で停戦宣言をしなかったウクライナはいよいよ破滅に向かって「捨てばち」(desperateと欧米評論家は形容している)と言える攻撃を開始しています。西側メディアが「春季反転攻勢」などという戦略的にもっともらしい名前を付けてウクライナに実行を迫っ…

千両役者になれなかったゼレンスキー大統領

2023年5月19日から21日にかけて広島G7サミットが開催されました。主なテーマはウクライナ問題だったという事ですが、5月20日ウクライナのゼレンスキー大統領がフランスの政府専用機で広島に到着し、G7に参加することになり注目を集めました。私は「バフムト…

スーダンは何故突然軍内部で戦争になったか?

I. 軍内部の権力争いの内訳 スーダンが長年のダルフール紛争を始めとして、政情不安な国であることは何となく理解されていたのですが、2023年4月に突然首都ハルツーム在住の外国人が退去せねばならないほどの激しい内戦になり、自衛隊が邦人救出に出動すると…

バクムートが陥落しない理由

2023年初頭からウクライナ戦争は都市バクムートを巡る攻防が続いている様に見えます。ロシア軍は予備役30万人が訓練を終了し、冬季攻勢で一機にウクライナ戦争にケリを付ける事も予想されたのですが、一部を前線に投入したまま戦線自体は膠着している様に見…

米は先制戦術核使用に踏み切るか?

1) プーチンの核戦争脅威発言の真意は ウクライナ戦争はロシアの冬季攻勢で型が付きそうである事は、日本を含む主要メディアでは全く逆の視方をしていて(3流情報を見ている限り実際の状況はつかめません)ピンとこないかも知れませんが、今までの拙ブログ…

最期のチャンスを棄てたウクライナ

日本を含む西側主要メディアは未だにウクライナ戦争でウクライナ側が優勢であるというおとぎ話を流している様ですが、米軍NATOを含む実態を把握している勢力は既にウクライナ軍はほぼ解体され、ロシアの冬攻勢が始まると早々に勝敗が決すると見極めています…

安倍元首相の死亡について

2022年7月8日、参議院選挙投票の2日前に、奈良県で候補者支援演説中に自民党の安倍元総理が41歳の元海上自衛官(20年前に任期制で採用)、現在無職の山上徹也に自作の銃で撃たれて死亡しました。評判はいろいろでしたが、一人の人間の命が奪われた事は事実で…

勝てないが負けない軍として育てられたウクライナ軍

以前のブログでウクライナ軍は2014年のマイダンクーデター後に陸軍は総勢5万であったものが20万人まで急ごしらえに拡張した軍隊であることを説明しました。その間米軍やNATOが直接訓練をし、ドンバス地方で8年に渡って分離独立派と実戦戦闘を重ねてきたとし…

米欧中銀トップら途中退席G20、鈴木財務相は同調せず=残った国家間で多極化経済を決めよ

gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2022042101000362 日本の政治家、閣僚としては久々のGood Jobでしょう! G20の目的とは、「国家」の財務大臣が集まって世界の経世在民を豊かにする方策を各国の状況を踏まえて話し…

仏大統領の「ジェノサイド」発言回避は「苦痛」ウクライナ大統領 =独仏は自国を核の戦場にしたくない

gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3400212 ニュースを見ていれば判るように、ウクライナ親派はEU政府の政治家ばかりで、それぞれの国の首相、国民達は米国パペットのゼレンスキーの本性など見抜いているのです。ドイツ、フラン…

陰謀論というレッテルでパージされる多極主義

I. 社会主義に勝ったのは資本主義か民主主義か 20世紀第二次大戦後に、東側の社会主義と西側の資本主義・民主主義が冷戦として対立し、1990年代に東西ドイツベルリンの壁が崩壊、またその後ソ連が崩壊することで、西側の勝利に終わりました。これは経済体制…

ロシアとの戦争終結案、国民投票で決定? NATOの知られざるプレゼンス

gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20220322010 ゼレンスキー大統領は今頃になってロシアの休戦協定に関する条件を飲むには「国民投票による議決が必要」などと言いだしています。平時において「戦争をしてでもNATOに加盟す…

ウクライナ軍の実態

ロシア軍の侵攻から3週間以上が経過し、戦況としては、都市部はウクライナ軍がまだ抑えているものの、徐々にロシア軍が占領地域を広げており、首都キエフより東側全体はロシア側が占領しつつあります。前回掲載した両軍の損害状況などから、ウクライナ軍の…

ウクライナの戦況分析と「非ナチ化」の重み

ロシアのウクライナ侵攻は3週目に入って少し休戦協定への道筋が見えてきたように感じます。日本を含む欧米大手メディアは相変わらず「ロシア・プーチン悪」「ウクライナ頑張れ」「ロシアに制裁を」「ウクライナに支援物資を」というトーンで統一されているの…